私たちWONEMAKEの
トレーニングコンセプトについて
【飼い主と愛犬が尊重し合う関係性を作る】
2008年8月に開業してから多くの犬とその飼い主さん達に接し、トレーニングを行ってきている中で飼い始めてからすぐでは無く、好ましくない行動に悩み、年月が経ってからご相談に来れれる方の多くに共通する事があります。
それは「オスワリ」「フセ」「マテ」「つけ(ヒール)」等の「飼い主さんからの指示」は行っているけれど「散歩で引っ張る」「吠える」「噛みつく」「飛びつく」等の好ましくない行動が抑制出来ていないという事です。
「飼い主さんからの指示」は教え方によっては愛犬に行動を強制してしまったり、飼い主さん自身が愛犬に対して「支配的態度」で接してしまう事があります。
私たちWONEMAKEのコンセプトは「尊重し合う」であり「強制」や「強制的支配」ではありません。
本来犬達は群れの安定のために「家庭的」「協調的」な役割分担として機能します。
【犬の動物行動学から導かれるトレーニングコンセプト】
動物行動学から既に証明されている様に「リーダーは支配者」では無く「経験豊富なガイド」であるとされています。
近年では「愛犬を単なる動物としてでは無く、家族として扱う」事が通常となり、飼い主(リーダー)はより明確に家族を導く存在で、群れが安心して行動できるよう導く存在となるべきだと考えられています。
愛犬のトレーニングで大切な事は「単に飼い主に従う事」では無く、それぞれを尊重し合い、家庭的、協調的であるべきと考え、飼い主さんが「経験豊富なガイド」となれるようレッスンを行い、愛犬にも様々な経験を積ませ、ご家庭での良い関係がつくれるようにしていきます。
【尊重し合うとはどういう事か】
当園では通われている飼い主さんへ愛犬への接し方で大きく3つの事をお伝えしています。
1・運動
2・ルール・規律
3・愛情
この中で最も重要な事は「2」の「ルール・規律」になります。
ただし、運動も愛情も行い方や与え方によっては「興奮」に繋がり、好ましくない行動を助長する事もあり注意が必要である事に違いはありません。
運動の仕方やさせ方、褒めるという形での愛情の与え方等もお教えしています。
「尊重し合う」為に必要な要素は
・それぞれのスペース・距離を互いに調整する
・食べ物や休憩場所を状況に応じて譲り合う
・幼犬は、年長者の行動を模倣して学ぶ
・無駄な争いを避ける為に「犬語」いわゆる「ボディランゲージ」を使う
・経験豊富なリーダーが自然と先導する
これらの内容は「強制」ではなく「相互理解と社会的ルールによる協調行動」となります。
【家庭内全体として】
・互いの距離を尊重し合う「社会的ルール」で安定した生活を送れるようにする
・無駄な争いを避けるボディランゲージを含め、飼い主さんに学んで頂く
・上下関係=支配ではなく「経験差による役割分担」
・リーダー(飼い主さん)は“従わせる存在”ではなく“導く存在”
当園では、犬の群れの構造を理解し
【尊重型リーダーシップトレーニング】を行います。
🐾尊重型リーダーシップとは
犬を「従わせる」のでは無く飼い主さんが「導く」
「支配」では無く「安心」を提供するという事に重きを置いています。
もう少し具体的には
1・犬が安心できる環境を整え、家庭内でのルールを明確にする
2・距離と空間の尊重。犬の社会的距離を守る事で信頼が生まれる
3・犬同士の模倣学習を活かす。幼稚園での先輩から学ぶ事を飼い主さんが活かせるようにする。
*犬は模倣して学ぶので、家庭内で飼い主さんがいつも急いでいると犬もそれを真似て興奮や動き回り飛び跳ね、吠える様になる事を踏まえて飼い主さんが落ち着いて行動する事を心掛ける
4・社会的寛容性を育てる。失敗を怒るのではなく、成功を積み重ねる。小さな失敗は許容する。
5・強制ではなく誘導により行動の選択肢を与える
*単に「マテ」「フセ」等に行動を限定した強制にせず、好ましい行動の選択肢を与える
【当園でのトレーニングコンセプトのまとめ】
当園にご相談、登園される方は様々な悩みがあり登園されています。
1・初めて犬を飼う方
2・飼育経験はあるものの、今回の子は今までの子と違いすごく手が掛かると言う方
3・飼育経験があり、前の子の困った行動で大変な思いをした事から、現在の子を迎えてすぐに好ましい行動がとれるように初期教育をしたいと言う方
4・飼い主さん自身が犬について学びたいと言う方
5・愛犬に指示ばかりせず、自然体で良い関係を築きたいと言う方
6・すでに起こっている好ましくない行動を止めさせたいと言う方
7・訓練犬では無く、家庭犬、ペット犬としてよい関係を築きたいと言う方
等々、様々な家庭に合わせたトレーニングを動物行動学に基づいて犬が犬同士行っている方法を取り入れ飼い主さんと愛犬がお互いに尊重し合う環境と関係性を作れるようトレーニング内容や方針を飼い主さんと共に進めていきます。
ご家庭一つ一つ違うように、トレーニングの内容も方針も一つでは無く、状況に応じて柔軟に対応していきます。
ですので、吠えたら〇〇させる、〇〇する等、決まった事を全ての人に行うトレーニングではありません。
なぜなら、安定したペット犬は他の人や犬に会ったらオスワリするとか、来客でチャイム音がしたらクレートやキャリーに入ってマテをするとか、散歩中は他の犬に興奮しないように「つけ(ヒール)」をして散歩し続けるとか、そのような決まった行動をしていませんしさせていません。
散歩中に見かけるいわゆる「おりこうさん」な犬達は、上記の様な決まった機械的な行動をしているでしょうか。
人と一緒に暮らすペット犬であっても、安定した群れで暮らす犬と同じく「社交的」で「社会的」に行動が出来る様に育てる事で好ましい愛犬になれるのです。
そして、飼い主さんもまた、犬の群れの在り方を学び、愛犬を導いていく存在になれるよう指導していきます。









