
しつけ幼稚園で行っている事
人も犬も基盤となる教育がその後に大きく影響します
人も犬も当然の事ですが、幼稚園は義務教育ではないので通わせる必要は無いのですが、人は保育園や幼稚園にほとんどの方が通わせた後に小学校へと入学しているのではないでしょうか。
犬は成長が早く、生後1年に満たないうちに性格や骨格がほぼ人間の18歳に相当します。
この成長スピードに合った教育が適切に行えるのが「犬のしつけ幼稚園」なのです。
世の中には犬を預かり犬同士遊ばせるだけの幼稚園や保育園も存在しますが、当犬のしつけ幼稚園はその名の通り、トレーニングをしっかりと行う、犬任せにしない教育の場です

01
犬同士での遊び方・噛む力や興奮の抑制
遊び方がわからず強く噛みついてケガをさせてしまったり、追いかけすぎて嫌われてしまったりしないよう、遊びにも限度がある事を教えます。
喧嘩で噛む事よりも遊びの抑制が出来ず、追いかけすぎて追い詰められた犬が嫌がって噛みついてしまう事故も少なくありません。噛みつかず追いかけっこをしていた犬にも問題があるのです。
02
おもちゃや食べ物への独占欲の抑制
おもちゃや食べ物への独占欲が強くなると、近づく犬や飼い主にも牙を剥き、唸り、噛む事があります。犬の噛みつき事故の9割は家庭内で起きているのです。


03
人社会での沢山の音や物への恐怖心の抑制
聞く音や目にする物へ怖さを持っていると、その音や物を前にした際にとっさの行動をとってしまいます。
音での多い事故は花火。花火の音に驚き脱走してしまった、と言うニュース等も目にします。
身近な事では、来客による呼び鈴や掃除機、トラックの音やバイク等に反応し、逃げる、吠える、攻撃する等の問題行動が起こります。
04
トイレトレーニング
犬は自然界で自分のトイレを決める事はありません。しかし、決まった場所での排泄を覚える事は出来ます。決められた場所で排泄をする事は人もオムツ外れを保育園や幼稚園等で覚えるように、犬も部屋のいたる所で排泄をしない様に教える事が出来ます。
又、好ましくはありませんが、外でのみ排泄をする様にトレーニングする事も可能です。


05
指示に従ってくれるようにします
基本的な「オスワリ」「マテ」「呼び戻し」等を犬が混乱しない様に教えます。
家庭でも行っている方が大半かと思いますが、「おやつがあれば出来る」と言った様に、犬 に指示をするのではなく、犬に指示されている飼い主様が多いのではないでしょうか。
名前を呼んでも捕まえられない飼い主様も少なくないのではないでしょうか。
06
キャリー・クレート・サークルトレーニング
お出かけや災害時等、キャリーやクレートで落ち着いて待機出来る事は重要です。
特に災害時に避難場所で静かに待機出来なければ避難所に入れない事が多く、実際にそのことが原因で避難場所の外で衰弱死してしまった例も少なくありません。
動物病院でも静かに待合場所で待機出来る事も望ましいのではないでしょうか。


07
恐怖心の克服
怖がりな愛犬も多くいると思いますが、怖がりを克服させていない飼い主様が多い事も事実です。
攻撃的な愛犬であれば、他人を傷つけさせない為にトレーニングする方は多いですが、恐怖心から吠える・噛みつく事も多くある事を知って頂きたいと思います。
動物病院で恐怖心から獣医さんを噛んでしまう犬も少なくないのです。
08
吠え癖の改善
音や人、物、他の犬への吠え癖のほとんどが反応から起こります。
呼び鈴での吠えや車の音、人の声等は「耳で聞いて反応して吠える」
人や他の犬への吠えは、「目で見て反応して吠える」
この「反応」を別の反応に変える、吠えない反応に変える事で改善出来ます。


09
噛みつきの改善
噛みつきと言っても、本気噛み・激しい甘噛みとお悩みの内容は様々です。
年齢や噛む内容にあったトレーニングをプロトレーナーと他の犬達、飼い主様含めてトレーニングを行う事で噛みつく事を無くしていきます。
幼稚園に通える年齢は?
当店のしつけ幼稚園は生後2カ月頃から登園可能です
又、学べる事の内容からもお解り頂けるかと思いますが、年齢性別に関係なく通う事が可能です
この点は人の幼稚園と違う部分です。
当店のしつけ幼稚園は、犬の年齢ではなく、その子の状態に合ったトレーニングを行います。
例えば、尊重や尊敬を知らずに甘噛みが強いと言う理由の幼犬の噛み癖のトレーニング方法と精神的、肉体的に成熟し成犬となった犬の噛み癖のトレーニングを同じ内容でのトレーニングではうまくいきません。その為、その時の犬の状態に合わせて行う事が出来るので、年齢は関係なくしつけ幼稚園に通う事が出来ますし、良い結果を生んでいます。

通う日は飼い主様次第
当店のしつけ幼稚園の通う日にちは決まっていません。
週に1日でも、月に1日でも通えます。
幼稚園の開いている曜日を毎月予約して頂いて通う事が出来るので、飼い主様の都合の良い日に通えます。
飼い主様次第で通う事が可能ですが、幼犬の場合、精神面の発達や変化に合わせて3か月くらいの期間でトレーニングしていくことが最も効果的かつ効率的です。
成犬のトレーニングも同じく1ヶ月から3か月程度の期間で改善していくことが愛犬への負担も少なく行える期間かと思います。

トレーナー×愛犬×飼い主様
家庭×家庭外、この関わりでのトレーニングが一番良い結果につながります
幼稚園では日中愛犬をお預かりしてトレーニングを行っていますが、ご家庭で問題なく生活が送れるようになる事が一番の目的です。トレーナーと愛犬が良い関係になっても、トレーナーの 言う事は聞くのは当然の事ですので、ご家族と愛犬の良い関係を築く事が一番の目的です。
訓練施設に預けても、お家に戻ってから問題行動が再発してしまう事も少なくありません。
幼犬がおおらかで穏やかな性格に育っても、成犬のお悩み行動の改善が出来ても、ご家庭で飼い主様がその生活を続けられるように導く事が出来なければ愛犬は好ましくない行動をとり始めてしまったり、問題の再発につながります。
飼い主様も一緒に学ぶ機会が必要であり、幼稚園ではグループレッスン・個別レッスン・家庭訪問を必ず行っております。(家庭訪問は任意です)
