引っ張り癖改善トレーニング

​引っ張り癖改善トレーニング

【引きの強い犬の心理】

◇引きの強い犬は様々な心理が考えられますが、特に多いのは「運動不足」の犬と「好奇心旺盛」な犬ではないでしょうか。

犬は本能的にエネルギーの溜め込みを嫌います。運動が不足し、エネルギーが溜まりすぎると、発散しようとするのが犬です。

◇発散の仕方は様々で、引っ張る事以外にも「吠える」「破壊行動」「急にダッシュする」等、引っ張り癖以外にも様々な問題行動を誘発しかねませんし、既にこのような行動が起こっているかもしれません。

引きの強い子の心理としては、「エネルギーを発散したい」と思っているか、「発散の矛先を探している」事が多いのです。

◇運動不足では無い子の引っ張りは「好奇心旺盛」な事と「飼い主さんのリーダーシップ不足」による事が多くあります。

又、信頼心の度合いにも関係している事もあります。

好奇心旺盛な事を利用し、興味を飼い主さんに向けておく事が出来、更にリーダーシップを発揮できれば引っ張る事は無くなるでしょう。

【道具を正しく利用する】

散歩の際に利用する道具は「首輪」「胴輪」「リード」で、リードと一体型の物もあります。

首輪は、装着する位置が正しい位置に装着されていないと、引っ張りや拾い食いと言う行動を誘発又は強化してしまう事もあります。

胴輪も布で胸周りを包む様な形の物や、紐状の物等様々ですが、最適なサイズで装着しているか否かによって、引っ張りに繋がる事もあります。

【首輪・胴輪はタイトに】

飼い主は、犬が苦しくない様にと、首輪を緩く装着している方が多くいますが、犬の首の下程ダイレクトに気管を締め付けます。

引っ張りの強い子程、首輪が首の下に装着されている事が多いのです。

飼い主さんが、愛犬が苦しくない様にと思い、首輪を緩めに装着する事が、かえって苦しめる結果に繋がっているのです。

犬は、苦しさから逃れようとして、より一層引っ張るようになってしまう事もあります。

胴輪はタイトに装着していないと、頭から抜けてしまう事もあります。

胴輪は、犬が引っ張っている時に、頭から抜ける事は、ほぼありませんが、立ち止まった際に犬の正面からリードを引くと頭から抜ける事がありますので、注意が必要です。

【引っ張り改善の目的】

「リードを引っ張らずに飼い主と一緒に歩ける様にする事」ではありません。

リードは、あくまでも人社会におけるルールとしてリードの装着を行っているので、引っ張り癖改善の目的は、リードで繋げていなくとも飼い主さんの近くに居れるようにする事です。

更に、飼い主さんから離れても呼び戻せばすぐに戻ってこれるようにする事も同時に必要な事となります。

又、「呼び戻す」事は、近くに来ることでは無く、呼ばれた人に捕まる事であり、愛犬を呼んで近くに来ても捕まえられないのでは意味がありません。

【痛みはナンセンス】

チェーンで出来た首輪や首を絞めつけるようなリード等で、引っ張られたら痛みを加えて痛い思いをさせる事で、痛みを嫌う事から引っ張りをしなくなる、という方法を用いた場合、その首輪やリードを装着していなければ近くを歩く事が困難になってしまう犬が多数存在します。

上記「引っ張り改善の目的」から、このような痛みを伴う方法は目的に反する為、ナンセンスなのです。

又、痛みを伴う方法は「引っ張られたくない」と言う人間の欲のみにフォーカスした方法で、愛犬の心理や気持ち等は無視されがちになります。

そもそも犬は、家族や群れのリーダーが力ずくで従えさせている訳ではありません。

​親兄妹やリーダーから得られる心理的安心感からついて行くのです。

【愛犬に安心感を与えられる飼い主に】

あなたの希望だけでなく、愛犬の意見に耳を傾け、愛犬に信頼され安心した生活を提供出来る飼い主になりたいのであれば、引っ張られる事だけに目を向けず、普段の生活全体を見て、あなた自身は愛犬に信頼され、犬目線で安心して生活を送れる環境にいるのかを考えてみて下さい。

又、これらの事は飼い主さんだけで判断せず、愛犬との関りや生活環境をプロに相談しプロの意見を聞く事が新たな発見や愛犬との生活をよい方向へ導くカギとなるでしょう。

下の動画の様に、犬が人を気にしながら共に歩む事が出来るのであれば他の問題があっても解決する事は容易な事となるでしょう。

【理想的な関係を築くために】
引っ張り癖だけでなく、愛犬の心理や気持ちをよみとり、あなたを信頼し頼れるリーダーと思ってもらう為に最適なプランが「犬のしつけ幼稚園」です。

​愛犬のトレーニング及び飼い主さんのレッスンを行う事で理想は実現出来るのです。